あけましておめでとうございます。
ジーテックも6日から仕事始め。
お正月休みも明け出社してみると、電話やメール、あらゆるメディアが
「雨樋破損」のお問い合わせでいっぱいでした。
去年は日本中がクリスマス前後に大雪に見舞われ、私たちの住む岐阜も、久しぶりのホワイトクリスマスとなりました。 ところが!!この大雪が原因で雨樋が壊れてしまったお宅が多く、アフター事業部は現在大忙しです。
雨樋が破損する原因は、雪庇(せっぴ)(建物の廻りに雪が大きくせり出しているアレです)が出来、雨樋を巻き込むことにより雨樋の支持金物全体が破損して起こります。
また、建物のメンテナンスには雨樋の点検が重要なんですが、「雨樋なんてそんなに壊れないでしょう」と、どうもその程度の認識しかしていない人が多いようで、「気付いてびっくり!」の方があわててお電話してくるようです。
雪に強い雨樋対策としては、支持金具の強化や、雪対応の樋へ取替え、カバーの設置など、予算やお家の状況によりどれがベストとは言い切れません。毎年お困りのようでしたら、いちど専門家に相談してみるのが良いでしょう。
ご相談はこちらをクリック
縦樋がはずれると、外壁を濡らしたり屋根の軒先などを腐らせたりして建物は急激に痛みます。 また、雪などで横樋(軒樋)がたわみ、そこから水が落ちてくると建物の土台を侵食したり、内部にまで水が回ってしまうというケースも多いようです。特に今回のような大雪の後には、「雨樋なんて…」と言わずに、入念に点検しよう。
=簡単な点検方法とメンテナンス=
まず、樋がたわんでいたりはずれていたりしていないかをチェックすることから始めよう。
次に、樋の中に落ち葉やゴミ、泥土なとが詰まっていないかを確認します。なかでも詰まりやすいのは、縦樋の入リロ(最上部)と、途中の曲がったあたり。
入り口は比較的詰まり物を取り除きやすいのですが、途中はなかなか難しいものです。そこで、布を結んだ針金を上から差し込み、下から引っ張ってゴミを取り出す(トコロテン方式ですネ)と良いでしょう。
もちろん最後に、上から多めの水を−度に流して、詰まりが残っていないかどうか確認してください。 また、最近の雨樋はかなり丈夫になっていますが、ジョイント部分がはずれていることもよくあります。ジョイントのチェックはまめに行なったほうが良いでしょう。
|