AGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社)が毎年恒例の「主婦のお歳暮意識調査」結果を発表しました。
今年も「お歳暮を贈る」と答えた人は、96%に達し、昨年に引き続き、贈答意向は高いようです。その「お歳暮選び」について、今年は次の3点が浮き彫りになりました。
●変化する“こだわり” ●思いやる気持ちの“伝わり” ●“早割り”の定着” ・・・つまり、今年のお歳暮は「3わり」に注目ということのようです。
お歳暮を贈る時の重視する点
>今年は、お歳暮選びでの“主婦のこだわり”に変化が見られました。
お歳暮を贈る時にどういった点を重視するかを聞いてみたところ、「品質のよいもの」54.3%が最も高く、今年も、品質への“こだわり”の高さが顕著に表れました。 その他では、「メーカーが信頼できるもの」38.4%、「相手への思いやりが感じられるもの」32.9%、「安全で安心できるもの」30.1%、「健康や体にいいもの」28.7%がそれぞれ上位を占めました。 今年は、もらい手の立場に立った、より具体的なこだわりが強まっていることを示唆する結果となったようです。 なかでも、「健康や体にいいもの」が+8.9%と、今回の調査で最も大きく伸びており、今年は“健康志向”に拍車がかかることが予測されます。
お歳暮商品を選択する際に考慮すること
「贈る相手の好みを大切にする」69.9%、「相手が好きなものでかつ品質のよいもの」38.8%が上位を占めました。
また、お歳暮商品に託す気持ちについて聞いた場合、「普段なかなか言えない感謝の気持ち」48.4%、「いつも相手のことを気にかけている気持ち」36.3%、「相手のことを大切に思っている気持ち」36.0%などが挙げられました。
さらに、「品質」、「相手への気持ち」、「価格」の中で、お歳暮を贈る時に最も重視する点を聞いたところ、「相手への気持ち」が69.3%になり、お歳暮は、気持ちの伝わりが最も重要であるとの認識がはっきり表れたようです。
昨年まで、大阪を中心に利用が高かった「早期割引(早割り)」ですが、今年は東阪認知も高く、利用意向も高いことが分かりました。 今後、全国に定着し、ますます利用が進むものと思われます。 お歳暮を贈る際の流通サービスとして、主婦の方が認知しているものは、「送料無料」97.0%、「早期割引」86.3%となり、次いで、「インターネット割引」54.7%、「購入金額に応じたサービス」43.3%となっています。
「早期割引」に対する認知を東阪で見た場合、東京81.3%、大阪91.3%と、差はあるものの、高い割合で認知されており、一方で、このサービスの利用意向についても89.0%と高い値を示しています。今後の利用の広がりが期待できそうです。
お歳暮として贈りたい商品ベスト5
第1位「ビール」 第2位「コーヒー」 第3位「産直の生鮮食料品」 第4位「調味料/食用油」 第5位「ハム/ソーセージ」・「洋菓子」
もらいたい商品ベスト5
第1位「商品券(金券)」 第2位「ビール」 第3位「コーヒー」 第4位「産直の生鮮食料品」 第5位「洗剤」
「贈りたい商品」「もらいたい商品」において常に上位にある「コーヒー」「ビール」「産直の生鮮食料品」は、お歳暮商品の“人気の逸品”と言えますね。
◇詳しい調査結果はこちらから・・・・・ ■2005年主婦のお歳暮意識調査結果〜AGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社)
http://www.agf.co.jp/6_about/news/278-20051027.html
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